グループリーグを終えて

 戦略としてパスサッカーを選択したのが失敗だった。
今回のワールドカップは環境の問題か、ハイプレスや、
パスサッカーを選択したチームは南米のチーム以外ほぼその戦術を執行出来なかった。
冬っていうより、赤道直下て云うのを忘れていたかのようだ。
 キャンプ地も問題だった。
開催地とあまりにも乖離した気候。多すぎる移動距離。
スポンサーに配慮したと批判されてしかるべきだ。
まさかとは思うが南半球と云うことを忘れて、南だから暖かいとか勘違いしてないよな。
 
 戦術としてオプションの無さが目立った。
左サイドをケアされて、本田をタイトにマークされたら打つ手がなかった。
 選手選考も問題があった。
23人中16人出場。パワープレイ要員なしなのにパワープレイ実施。
これならベテラン枠でkazuを選考しても良いぐらいだ。
 相手の対策に対して無策すぎた。
大きい大会なので対策されるのは常識のはずだが、それに対抗する策が無かった。
相手を舐めすぎだと思う。それでいて選手個人に対して恐慌を起こす、なんじゃこりゃ。
 
 ディテールではコートジボアール戦のハーフタイム、どのような指示が成されたかを知りたい。
 結果的にあの時にチームとしての意思統一が成されていたら、引き分けも難しくなかったと思われる。
指示が妥当だったのか、実行出来なかったのか。
 選手交代をうまく使えなかったのだろうか。
コンディション不良の選手を交代。これで1枠消費って………
交代時の間を使って相手の流れを切る。交代選手を使って、監督の意図をチームに語りかける。
いずれも出来なかった。
 
 
 結論として勝ちたかったら地の利を得るチーム戦術の選択。
ネームバリューより、その戦術の向いた監督の選択。
本拠地の選択のミス。
 って日本サッカー協会幹部が、極初等の戦略を理解出来ていればこんな選択はしなかったのではないか。
 日本人は戦争を知らなすぎる。
戦争学とは人類すべての知恵を用いて戦うもので、あらゆる事象に応用が聞く考え方なのだ。