ワールドカップ3位決定戦

 前線にタレントを集めれば点を取れる時代は終わった。
守備戦術の進歩により、チームとして連動しないと守備を破ることが出来なくなってきた。
 細やかな守備戦術には細かい故の穴がある訳で、その穴を付くためにはチーム(この場合は3〜5人)が穴を付くもしくは広げる動きをしなければならず、
故にチーム戦術として守備戦術に対抗した攻撃戦術を理解しないとならない訳で、
ただ個人のひらめきに頼る攻撃では、全く持ってゴールに結実しないことが今更ながらに確認された試合だったと思う。
 
 攻撃するために、守備戦術を学ぶ。
このコインの裏表的な発想をブラジル人監督が出来るかが、
ブラジルの復権出来るかを握っていると思う。